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DATA · 2026-10-12

ゲーム関連職の賃金統計|job tagの数値の読み方

ゲーム業界の年収を調べると様々な数字が出てきますが、公的な統計で確認できるのは限られた数値です。ここでは厚生労働省の職業情報提供サイト(job tag)が公表している値だけを並べ、どう読むべきかを整理します。

job tagに掲載されている3職業の数値

項目ゲームクリエーターCG制作ソフトウェア開発(スマホアプリ)
賃金(年収)583.3万円539.6万円578.5万円
労働時間(月)158時間164時間159時間
年齢(平均)41.7歳39.1歳37.1歳
1時間当たり賃金(一般労働者)2,876円2,614円—
求人賃金(月額・ハローワーク)28.8万円26.8万円36.4万円
有効求人倍率(ハローワーク)0.390.422.54
就業者数(令和2年国勢調査)309,100人201,100人389,760人

賃金・労働時間・年齢は令和7年賃金構造基本統計調査、求人賃金・有効求人倍率は令和7年度ハローワーク求人統計を、job tagが加工して掲載したものです(2026-10-12確認)。「—」は当サイトで値を転記していない項目です。

読むときの注意1:職業だけの数値ではない

job tagの「ゲームクリエーター」ページには、統計データは厚生労働省編職業分類の「他に分類されない法務・経営・文化芸術等の専門的職業」等に対応するもので、「必ずしもその職業のみの統計データを表しているものではありません」と注記されています。CG制作の分類は「その他のデザイナー」、スマホアプリ開発は「ソフトウェア開発技術者(WEB・オープン系)」です。ゲーム会社で働く人だけの平均ではない点に注意してください。

読むときの注意2:時給の定義が違う

1時間当たり賃金は、一般労働者は残業代・賞与を含み、短時間労働者は含まない、と注記されています。ゲームクリエーターの短時間労働者の値は2,086円です。雇用形態が違う求人同士を時給で比べるときは、この定義の差を意識します。

読むときの注意3:求人倍率はハローワーク経由の求人のみ

有効求人倍率と求人賃金はハローワークの求人統計で、民間の求人サイトや職業紹介事業者だけに出ている求人は含まれません。ゲームクリエーターの0.39という値は「ハローワークでのゲーム関連職の求人が求職者に比べて少ない」ことを示しますが、業界全体の採用状況をそのまま表すものではありません。

就業形態の多様さ

job tagの「一般的な就業形態」(複数回答)では、ゲームクリエーターは正規の職員・従業員58.1%、自営・フリーランス22.6%、派遣社員16.1%、契約社員・期間従業員16.1%。CG制作は自営・フリーランス66.7%、正規の職員・従業員47.2%です。CG制作はフリーランスで働く人が多い職業として扱われており、業務委託の条件確認はフリーランス法の知識が役立ちます。

自分の条件を比べるには

統計の平均値は、自分への提示額の目安にはなりません。比較に使うのは、内定時に示された労働条件通知書の金額と内訳です。月の手取りが分かったらA/Bの暮らし比較ツールで生活費・通勤とあわせて比べてください。

相談先・申込先の選び方

賃金について、求人の提示額が法令に沿っているか(固定残業代の表示など)を相談したい場合は、都道府県労働局の総合労働相談コーナーが公的な窓口です。転職先の紹介を受けたい場合は、許可を受けた職業紹介事業者かを公開情報で確認してから利用しましょう。

一次情報と確認日

確認日:2026-10-12。数値はjob tagに掲載された公表値のみを転記しています。業界相場の推計は行っていません。

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